チャットgptってなんだろう?
なんでそんなに話題になってるの?
Googleとは何か違うの?
チャットgptって完璧じゃない?
こんな疑問を私も持ち、ChatGPTについて触ってみたり色々と調べてみました。
結果として、ChatGPTはマジですごい。これからの仕事のあり方が大きく変わるツールになりそうだと感じました。
一番衝撃を受けたことは、ブログの記事の作成もできてしまうことです。
この記事では、私がChatGPTを触れて感じたことからわかった、ChatGPTのできることや苦手なこと、今後のブロガーの未来についての考察等について書いていきます。
まだChatGPTを触ったことがない方、興味がある方は是非一度この記事に目を通してどんな未来が訪れるのか、少しでも触れてみてください。
ChatGPTとは?
まず言葉の定義を簡単に確認します。
・Chat=文字通りチャットのことですね。会話型という意味合いです。
・GPT =「Generative Pre-trained Transformer(ジェネレーティブ・プリ・トレーニド・トランスフォーマー)」の略で文章生成言語モデルを指します。
ChatGPTは自然な対話ができるようになったAI
ChatGPTは、インターネット上のWebサイト・書籍・ニュース記事・論文といった膨大なテキストデータを学習して、対話しているように自然で、高いクオリティの回答ができます。
具体的に見てみましょう。
こちらがChatGPTを開いた時の画面です。
画面下の「Send a message.」に文字を入力します。
今回は例で「日本で旅行に行くならどこがおすすめ?」と聞いてみます。
すると以下のように返事が返ってきます。
どうですか?結構しっかりと返事が返ってきてると思います。知らない国でこれだけの情報があれば、大体の旅行先の目処つきそうですよね。
さらに、今回は京都に行ってみたいので、「そうなんだ、京都で日本の伝統文化に触れたかったら、どこに行けばいい?」と聞いてみます。
このように京都のメインスポットが返ってきました。
もう一歩踏み込んでみます。メインスポットを知ったらこれらを周りたいと思いますよね。
そこで、「ありがとう。今教えてくれたスポットを観光できる旅行プランを提案して。」と聞いてみます。
もちろんです!という快諾とともに、2日分の旅行計画を出してくれました。
もうこれそのまま使っても良くないですかってぐらい、しっかり返ってきてます。
少なくともこの案を基にして旅行計画を考えるとかは十分可能だと思います。
どうでしょうか。このような感じである程度はChatGPT に任せて、細かい部分を修正する、という使い方であればかなり実用的に使えそうですよね!
Siri、Alexaとは何が違う?
次のような違いがあります。
・Siri、Alexaは音声で情報を認識し、ChatGPTはテキストで情報を認識する。
・Siri、Alexaが主にスマートフォンでの操作の自動化を行うことが目的なのに対して、ChatGPTは、学習した知識を組み合わせて対話することや、情報検索することを目的としている。
大きな違いは、2点目の目的の違いです。
Siri、Alexaの技術もすごいですが、スマートフォン上での操作の自動化を目的としているので、ぶっちゃけ大したインパクトがないですよね。
面白いことは間違い無いですが、スマートフォンでの操作が自動化されたところで、何か大きく変わることはないと思います。
でも、ChatGPTは膨大な知識を覚え込まされたAIが、その知識を基に対話しているように返答します。会話の文脈も繋がってます。
先ほどお見せしたように、持っている知識を編集して回答できます。
こうなってくると、調べ物はGoogleで検索から「ChatGPTに聞こう」となりますし、計画を立てるとかある程度思考する作業も「土台はChatGPTに作ってもらおう」となります。
スマートフォンの操作の自動化とは比べ物にならないレベルで画期的な技術だと思います。
ちなみにChat GPTとSiriとの違いをChat GPTに聞いてみた回答は以下の写真の通りです。
どうやったら使える?
3分あればできるぐらい簡単です。アプリをインストールではなく、Webブラウザ上で動作します。
①普通にネットでChatGPTと検索してもいいですし、こちらのURLから直接アクセス頂きます。
②下のような画面になるので、初めての方は右の「Sign up」よりアカウントの作成を行います。
③Googleのアカウントがあればそのまま使えますので、アカウントの作成は不要です。
以上です。非常に簡単ですね。
なんでこんなに話題になっているの?
ここまででの内容を読んで頂いただけでも、ChatGPTってすごいなと感じて頂けたと思います。
重複する内容もあるかもしれませんが、なんでこんなに話題になっているか、私の考えでは以下の点だと思います。
・高いクオリティでの反応が返ってくるから。
・Googleに変わる新たな検索ツールになる可能性があるから。
・プログラミング、ブログの作成等色んなことができるから。
高いクオリティでのやり取りができるについては、前半で例をお見せした通りなので割愛します。
Googleに変わる新たな検索ツールになる可能性があるから。
こちらも前半で触れましたが、これまで長く続いていたGoogle検索がChatGPTに置き換わる未来があってもおかしく無いです。
なぜなら、何か調べ物をする時に、
・Google検索は、
①検索ワードを入力して検索をかける②検索ワードに該当する記事が表示される③その中から最適と思う記事を開く
・ChatGPTだと、
①検索したいワードを入力する②ChatGPTが膨大な情報を収集し、まとめた結果を表示する
という流れで、情報が手に入ります。
Google検索は、検索ワードを入力した後に候補となる記事が表示され、その中から選ぶという作業が挟まる分、情報が手に入るまで労力が入ります。
ChatGPTの方が圧倒的に楽ですね。
実際にGoogle社もChatGPTの存在を恐れ、それに対抗するBardというChatGPTと類似したチャットボットを2023年2月から提供し始めました。
プログラミングやブログの作成等、テキスト上のことであれば色々できるから
テキスト上であれば対応できることから、プログラミングも可能です。ブラックジャックのゲームをプログラミングして。と言えば作ってくれます。
ブログもテーマ、文字数、構成等指定すれば作成してくれます。
スキルが求められる作業までもChatGPTでできてしまいます。
実際に触ってみて:AIとの共存は、もう目の前まで来ている。
ChstGPTに欠点はないのかというと、そんなことはありません。
Chat GPTの現在の問題点は以下の通りです。
・日本語として繋がっているように見えるが、回答が間違えていることは全然ある。
・当たり障りのない、間違ってはいないけど求めている回答ではない回答が返ってくることがある。
・ChatGPTに感情や意思決定をする力はない。
・ChatGPTが学習している知識は2021年9月頃までのデータなので、情報のリアルタイム性には欠ける。
ある程度触ってみた中で感じたこととして1、2点目に書いたことが原因でなんか欲しい回答とは違うんだよなぁと、しっくりこない感じがあります。
核心をのらりくらりとかわされているような感じなんですよね。
問題点にも書きましたが、ChatGPTには感情や意思決定をする力はないことが原因で、知識量では圧倒的に人間より優れていても、求められている回答を返すことはなかなか難しいようです。
とはいっても、一般的な知識を調べる分には問題ないですし、例えばブログであればChatGPTが作成した記事を基に、リライトして形にするといった使い方であれば、もう現段階でも実用的なレベルです。
ブロガーとして、記事を書くことに価値がなくなってしまうのかと恐怖を感じましたが、AIを否定するのではなく、取り入れて共存できる方法を模索する必要があるなと思いました。
ブログで言うなら、そのままでは出せないが、土台としては使えるレベルのものは作れるので、それを一気に大量作成してもらい、修正を自分が行う、
といった共存の方法があるのかなと思いました。
今後ChatGPTをはじめとしたAIによって、これまで「自分の仕事、スキルが発揮できること」と思っていたことが、AIに取られてしまうのはなかなか受け入れ難いと思います。
しかし、逆にこのAIをうまく使いこなすことにより、これまででは考えられなかった生産性を発揮することもできると思います。
そして、今後この流れを止めることはできないでしょう。
生き残るためにはAIを使いこなし、共存し、さらなる発展ができる方法を探していく必要がありますね。