このまま会社員として働き続けることに疑問を持った。会社員以外の仕事に何があるか知りたい。
会社員以外の仕事でおすすめは、自由に働けてローリスクなフリーランスです。
逆に、独立できる仕事として人気な税理士、会計士、行政書士、司法書士といった士業はおすすめしません。
なぜなの?と思われた方はぜひ、続きを読んでみてください。
その前に、会社員以外の働き方をするメリットや体験談を知りたい方は、こちらをどうぞ。
会社員以外の仕事は6つあります。
- フリーランス :おすすめ度★★★★★
- 士業 :おすすめ度★☆☆☆☆
- 起業(店舗経営):おすすめ度★★★☆☆
- 投資家 :おすすめ度★☆☆☆☆
- フリーター :おすすめ度★★★★☆
- 生活保護 :おすすめ度★★★☆☆
生活保護は仕事ではないですが、収入を得る手段という意味で入れました。
6つの会社員以外の仕事を見ながら、フリーランスがおすすめな理由も説明しますね。
Cof:自己紹介
会計ソフトメーカーの営業を6年経験。副業でブログ歴2年、ライター歴半年していました。
出世しようとガムシャラに頑張っていましたが、ふとしたタイミングで会社員として働き続けて仕事だけの人生になることに疑問を持ちました。
月10万は稼げる見込みができ、1年ぐらいは生きていける貯金もあったので、退職を決意。現在はフリーランスになっています。
フリーランス:おすすめ度★★★★★
フリーランスとして働ける仕事はたくさんあります。
プログラマー、デザイナー、ライター、ブロガー、営業代行、YouTuber・・・
上げればきりがないですがこんな感じの職業です。
僕は会社員以外の仕事は、フリーランスを一番おすすめします。
理由は、次の3つです。
- 自由に働ける
- 副業から始められる
- ローリスク
自由に働ける
仕事をする以上、依頼をもらって、期日まで納品するという縛りはあります。
しかし、期日までに納品できるなら、いつ、どこで働いてもOK。
嫌なクライアントであれば、今後は取引しなければ問題なし。
場所、時間、人の3つから自由になります。
副業から始められる
今紹介した仕事は、ほとんどが会社員をしながらでもできる仕事です。
副業がOKであれば、会社員という立場で安定した収入をもらいながらフリーランスの仕事をすることも可能。
独立する前にとりあえず手当たり次第に色々取り組んでみて、自分の向き不向きを確認できます。
仕事のきつさ、報酬がどの程度もらえるのかだいたいわかります。
月20万円稼げるようになったら独立するとかすれば、かなり安全に独立できますよ。
ローリスク
副業で事前に状況をわかった上で独立できますし、仕事を始めるのにほとんど初期費用がかかりません。
なので、
脱サラに失敗して多額の借金を背負う、みたいなリスクはないんです。
フリーランスの仕事は、PC1台あればできる仕事がほとんどです。
なので、フリーランスとして独立して仮に失敗しても、貯金がなくなるだけ。
貯金がなくなったら、
- 再就職してもいい
- 実家に帰ってもいい
- リゾートバイトとかUber Eatsとかアルバイトしてもいい
みたいにいったん守りに入れば、また復活できます。
当然、フリーランスは収入が不安定、社会的信用も低い、一人で働く孤独感などのデメリットもあります。
フリーランスで働くデメリットについては、こちらをどうぞ。
しかし、借金を背負う必要がないからこそ、ローリスクで自由に働けるフリーランスは圧倒的におすすめです。
副業をする際、副業選びの参考になる記事も用意してますので、良ければどうぞ。→
士業:おすすめ度★☆☆☆☆
士業は、税理士、会計士、弁護士、行政書士、・・・などの資格が取れたらできる仕事です。
独立できる仕事の選択肢として選ぶ人が多い印象です。
そういった方々には大変申し訳ないですが、この令和の時代に士業は全くおすすめしません。
一昔前は税理士になったら年収3000万とかで士業はすごいイメージがありました。
親の世代であれば、士業といえば立派で肩書もあり、稼げる仕事でしょう。
でも、もう士業で稼ぐ時代は終わりです。
理由は次の3つです。
- 学習コストが高い
- AIに置き換え可能な上、AIの方が優秀
- 労働集約型の仕事が多い
それぞれ確認していきます。
学習コストが高い
士業は資格を取得するまでに勉強に時間がかかります。
学習コストが高いので、独立の選択肢としてはおすすめしません。
資格を取るために数年間勉強する上、実務経験も数年求められます。
これでは、独立できるのは何年も先の話になりますね。
批判を恐れず言うなら、ちょっとコスパ悪いかなと。
フリーランスなら勉強時間がかかるプログラミングでさえ、半年勉強すれば良いです。
資格の勉強をしている間に、稼げるようになる仕事はたくさんあります。
あえて選ぶ理由がありませんね。
社会的意義はある
もちろん、社会的に必要な存在ではあります。
周りからはすごい、立派だと言われるでしょう。
税金の計算をする人は絶対必要ですし、法律の相談相手も必要です。
なので、このような社会的意義に惹かれて、稼ぎどうのこうのではなく士業になりたい!
というのであれば、それは良いでしょう。
ただし、あなたは稼ぎたいのか、それともその職業に憧れているのかどちらでしょうか?
もし、稼ぎたい気持ちで士業を選ぶなら、一度立ち止まることをおすすめします。
AIに置き換え可能な上、AIの方が優秀
2023年3月に公開されたGPT-4版では、推論能力の向上により、Uniform Bar Examで上位10%に相当する成績を出せるまでに成長したと発表されています。(Uniform Bar Exam=米国統一司法試験)
人工知能が日本の司法試験に挑戦! ChatGPT有料版の正答率は何%?GPT-4による追試結果も
昨今話題のChatGPTは、アメリカの司法試験の上位10%に入る成績で合格しました。
ChatGPTが喋れるようになるのは時間の問題です。そうなった時に、法律に関する質問はChatGPTで良くないでしょうか?
長い時間をかけて手に入れた資格の知識、ChatGPTはすでに学習済みです。
AIと勝負しますか?どちらが勝てるでしょうか?
もしも士業でやっていくなら、競合はAIです。
もちろん、AIでは対応できないことはあると思います。
そうであったとしてもAIが学習済みの知識を数年かけて勉強する価値はどれほどでしょうか?
AIにはできず人間にしかできなかったとしても、士業の価値はこれまでと同じでしょうか?
大きく下がるのは目に見えています。
資格勉強をされている方は嫌な思いをされるかもしれません。
しかし、時間はかかる上に、士業の価値は大きく下がるのは間違いなし。
稼ぐ目的で士業を目指すのは、やめておきましょう。
労働集約型の仕事が多い
士業をしても労働集約型で休んだら収入も止まるため、あまり自由になれません。
会計ソフトの営業をして、会計事務所を毎日訪問していたので、税理士に関しては肌身で感じてきました。
客を選ぶ自由はありますが、地域密着型で場所には固定されやすい仕事です。
時間もなかなか余裕が出ることはありません。
従業員を雇い、事務所を拡大して管理中心になれば、徐々に仕事は減ります。
しかし、自分の仕事がなくなって楽になるには相当長い時間が必要です。
収入もピンキリで、資格さえ持っていたらお金持ちではないです。
客層が悪いと、会社員よりも収入が少なく、そのまま退職される人も大勢います。
以上、士業について説明しました。
どの業界でも稼げる人は一定数はいますし、士業も例外ではありません。
例外ではなくても、
- 学習コストが高い
- AIに置き換え可能な上、AIの方が優秀
- 労働集約型の仕事が多い
と、これだけの不利な条件がある中で、あえて士業を選ぶメリットがないです。
僕からは士業はおすすめしません。
起業(店舗経営):おすすめ度★★★☆☆
初期費用がかかるものとかからないものの2つに分けて考えましょう。
自宅の1室を店舗にするなどで、初期費用がほぼ不要な起業はフリーランスと同様におすすめです。
ただし、
いわゆる、脱サラしてカフェや美容院の経営だったり、農業を始めるといった、
ビジネスを始めるために初期費用がかかる起業はおすすめしません。
正直、ビジネス初心者が初めてのビジネスで成功することはかなり難しいです。
なんども試行錯誤を繰り返す中で、ようやく稼げるようになります。
そんなビジネス初心者が経験が浅いうちに、多額の費用を費やすのは、ハイリスクでしかないです。
ビジネスを始めるために、貯金をしていたとしても、それが一気になくなります。
ましてや貯金をしておらず、融資を受けて開業するなんて、とても危険です。
脱サラに失敗して、多額の借金背負って人生オワタみたいな話を聞きますよね。
まさにこの起業をビジネス初心者がやってしまうことで起きることです。
ビジネスの基本は小さく始めること
いきなり大きく出てはいけません。
ビジネス経験を積み、初期費用が全部ムダになっても生活できるほど、資金を持っていたらOKです。
会社員以外の生き方に目を向けられるのは素晴らしいです。
しかし、初期費用が伴う起業は悪手であると心得ましょう。
フリーランスや初期費用がかからない起業は、失敗しても貯金がなくなるだけ。
すぐに復活できるのでおすすめです。
投資家:おすすめ度★☆☆☆☆
投資家はおすすめしないというか、ほぼほぼなれません。
投資は非常にざっくりいうと、短期投資と長期投資に分けられます。
このうちFXとかの短期投資で儲けるトレーダーはギャンブルです。宝くじを買いに行くようなものなのでやめましょう。
財産が一気に吹っ飛びます。とにかくハイリスクです。
投資で稼ぐなら長期投資が前提です。ただし、長期投資はお金をいっぱい持っていないと、稼げません。
100万円の人が年利5%で回しても1年の稼ぎは5万円。1億持ってたら500万円。
100万円を投資に回している程度では全然稼げません。
基本的に投資は、資金がたくさんある人ができる稼ぎ方。
何なら数年先を見越して、大きな金額を企業に投資します。
そんなお金はどこにもないですよね。
投資は自分で事業を成功させた人がすることです。
今は投資家になるのではなく、自分のビジネスを成功させることに集中しましょう。
フリーター:おすすめ度★★★★☆
収入の上限に限界があるので、一生フリーターはおすすめしません。
しかし、本当に力を入れたい仕事が成長するまでの繋ぎとしては最高の選択肢です。
誰でもできる上に、ゆるく働けて、副業としてフリーランスの仕事もでき、生活も保証できるだけ稼げます。
特に僕がおすすめしたいのは、リゾートバイトです。
家賃、水道光熱費、食費が全部無料にできるので、爆速で貯金できます。
半年〜1年リゾートバイトに専念して、貯金を作って、挑戦する。
失敗したらまたリゾートバイトに専念してまた復活。
これを繰り返せる人生最強の復活装置だと思います。
リゾートバイトについて気になる方はこちらの求人サイトを覗いてみてください。
住み込みOK、短期間OK、長期歓迎など色々あります。
他にも、フリーランスで活動して、足りない分をUber Eatsで補う、といった働き方もできる。
そんな柔軟な働き方ができるのがフリーターの強みです。
もっとフリーターのゆるい働き方について知りたい方はこちらをどうぞ。
正社員は安定とは言えなくなっている
なぜか?定年退職の年齢引き上げと終身雇用が崩壊しているからです。
そんな現代でフリーターになるデメリットって社会的な信用がない程度。
むしろ正社員だと、その仕事に完全にコミットしないといけないです。
そうなると副業する体力がなかったりしますよね。。。
自分で稼ぐ力をつけたいなら、正社員よりもフリーターの方が良いです。
生活保護:おすすめ度★★★☆☆
周囲の目を気にせずいけるなら、賛否両論あると思いますが、生活保護も最強の選択肢でしょう。
ずっともらい続ける生活もあんまり楽しくないと思いますので、一時的ではあります。
収益化までに時間がかかるビジネスに取り組むための打ち手としては良いと思います。
例えば、ブログやYouTube、コンテンツ販売といった仕事が該当します。
これらの仕事は成長すれば、上限が青天井です。
しかも、自分が働いていなくても収入が得られる(=ストック型の収入)魅力的な仕事です。
しかし、成長するまでは1年以上かかってもおかしくないです。
最初は収入も1万もあればすごく嬉しいぐらい微々たるものです。
生活保護を受けながらストック型のビジネスにフルコミットする選択肢もありです。
ただ、ほんとに生活に最低限のお金だけで暮らすことになります。
まじで仕事以外何もしないと振り切れる人限定の選択肢にはなりそうですね。
受給資格も意外と難しくなさそう
日弁連の資料を見ると、生活保護を受けるのはそこまで難しくなさそうです。
例えば、
- 給料があっても最低生活費を満たしていなければもらえる
- 理由があれば親にも連絡はしない
といった感じです。
もし僕自身もどうにもにも行かなくなったら、就職する前に生活保護を検討しますね。
詳細が気になる方は、日弁連の資料をどうぞ。
おまけ:自由になるための仕事を選ぶ基準
各仕事ごとに仕事の特徴やおすすめ度合いをお伝えしました。
その考えのベースとなっている自由になるための仕事選びの基準を公開しておきます。
仕事選びの基準は次の7点です。
- 続けられそうな仕事かどうか
- 将来的にも需要はあるか
- 時間、場所、人において自由な働き方はできるのか
- ストック性のある収入かどうか
- 収入はどのぐらい見込めるか
- 稼げるようになるまでどの程度時間がかかるか
この基準で見ると士業は、
将来的にはAIに変わりそう、会社員ほどではないが自由には働けなさそう、稼げるようになるまで時間がかかる
だからおすすめではないことがわかりますね。
おまけのおまけで、僕自身の職業選択について共有します。
僕自身の例
フリーランスで働こうと決めましたが、フリーランスにも仕事はたくさんあります。
その中で、自由に働けてすぐにできそうな仕事を選んで、ブログ、ライター、せどりを試してみました。
今はブログとライターをやっています。
ブログとライターそれぞれのいいとこ取りをしています。
ブログは全てにおいて自由だし、ストック性があるので、働いていなくても稼げるようになります。
そしてやっていて楽しいです。でも、稼げるようになるまでとにかく時間がかかります。
一方で、ライターは収入の上限に限界はあるし、働いたぶんしか稼げませんが、すぐに収益にもなるので続けてます。
僕自身は、
- 過去にブログをやっていた
- 会社員の時に提案書、報告書、電話対応をやっていた
と、何かしらの相手に伝えるための文章や活動を行っていました。
それもあり、ライターとして稼ぐのはそこまで時間をかけずにできました。
なので現在は、可能な限りはブログに時間を注ぎ、当面の生活費は貯金とライターでしのぐという働き方をしています。
せどりは、おもしろくなくて辞めてしまいました。
ひたすら商品をツールに入力して、売値より仕入値が低い商品を探すことが僕には苦痛でした。
これは個人的な意見なので、楽しいと思う人は全然いいと思います。
こんな感じで色々やってみることで、自分には合う合わないがわかります。
まとめ:会社員以外の仕事でおすすめは自由でローリスクなフリーランス!
会社員以外の仕事として次の6つを紹介しました。
- フリーランス :おすすめ度★★★★★
- 士業 :おすすめ度★☆☆☆☆
- 起業(店舗経営):おすすめ度★★★☆☆
- 投資家 :おすすめ度★☆☆☆☆
- フリーター :おすすめ度★★★★☆
- 生活保護 :おすすめ度★★★☆☆
この中で最もおすすめなのはフリーランスで理由は次の3点です。
- 自由に働ける
- 副業から始められる
- ローリスク
逆に独立できる仕事として人気のある、
税理士、会計士、行政書士、司法書士といった士業をおすすめしない理由は次の3点です。
- 学習コストが高い
- AIに置き換え可能な上、AIの方が優秀
- 労働集約型の仕事が多い
ざっと会社員以外の仕事を把握できたら、早速次の一歩を踏み出しましょう。
意思決定を先延ばしにしてもメリットはありませんよ。
フリーランスになるための5ステップはこちらをどうぞ。
その前に、フリーランスのデメリットを確認しておきたい方はこちらをどうぞ。
僕はこのまま会社員として働き続ける人生に疑問を持った人に対して、価値提供できるよう情報を発信しています。
X(旧Twitter)では、ブログ記事の更新通知を案内したり、ブログの内容を編集したツイートを発信しています。
良かったらこちらもフォローしてみてください。