会社員以外の生き方をしてみたいが、向き不向きはあるだろうか?
挑戦するか決めるために向いていない人の特徴を知りたい。
こんな疑問に答えます。
本記事では、会社員以外の生き方に向いていない人の5つの特徴について説明します。
具体的には次のとおりです。
- 孤独に耐えられない人【自由は孤独から生まれる】
- 自己管理ができない人【いくらでもサボれる】
- 現状維持を好み、頑張れない人【周りの反対を押し切れますか】
- 世の中の一般常識を疑わない人【善人ばかりじゃありません】
- 不安に耐えられず、すぐに結果を求める人【正解はありません】
5つの特徴に当てはまったとしても、会社員以外の生き方をあきらめるのは待ってください。
なんとしてもフリーランスで稼ぐという覚悟があれば、乗り越えられます。
フリーランスで失敗したとしても、借金を背負ってない限りはなんとでもなります。
とはいえ、誰も失敗したいとは思っていないでしょう。
そして、フリーランスとして成功するには、正直ぬるい気持ちでは厳しいのが現実です。
会社員以外の生き方に挑戦して人生の自由を手にしたいのであれば、本記事を読んでください。
それでは本題に入ります。
孤独に耐えられない人【自由は孤独から生まれる】
フリーランスは孤独です。次の2つの理由で孤独です。
- 時間、場所、仕事、人間関係から自由になるとは、孤独を選ぶということ
- 起業初期は生活費を稼げるようになるために、自分の全時間を仕事に捧げることになる
それぞれ見ていきます。
時間、場所、仕事、人間関係から自由になるとは、孤独を選ぶということ
どこの組織にも所属していません。一人です。
仕事の内容について雑談できる同僚はいません。
仕事によっては人と直接関わる仕事もありますが、取引先とのやり取りはチャットかWeb会議で完了することが多いです。
さらに、1日の大半はPCに向かって誰ともしゃべらず一人で作業です。
以上から仕事の性質上、孤独に一人で仕事をすることになります。
起業初期は生活費を稼げるようになるために、自分の全時間を仕事に捧げることになる
- 飲みに行かない
- ゲームしない
- 娯楽のための動画も見ない
- お出かけもしない
- 買い物行かない
- デートしない
- スマホはそばに置かない
僕はこれぐらい人間としての幸せを断ち切っています。
この環境はけっこうきつい。
やりすぎじゃないの?
と思うかもしれません。
しかし、自分で稼げなければ誰も何も助けてくれません。
そういう道を選んでいるんです。自由を手に入れる代償は大きいですよ。
誰もがほしいものが簡単には手に入らないということですね。
以上の理由から孤独にならざるを得ないのがフリーランスです。
これらを乗り越えるために必要なもの、それは覚悟です。
今を乗り越えれば、徐々に自由な時間が増えて、プライベートも充実できる。
だから、今は自分を仕事に差し出す。
この覚悟ができれば、孤独を乗り越えられるはずです。
すぐにできなくても大丈夫です。
フリーランスとして過ごすうちに、徐々に気持ちを高めていけばいいですよ。
稼げるまでは辛抱。乗り越えた先には素晴らしい世界が待っています。
自己管理ができない人【いくらでもサボれる】
フリーランスで最も重要なスキルが自己管理です。
自己管理?そんなことより、もっと大事なスキルあるんじゃないの?
そう思われるかもしれません。
僕自身もフリーランスになるまではそう思ってました。
でも、今では自己管理がいちばん重要なスキルだと感じています。
なぜなら、フリーランスに重要な継続と集中に影響するからです。
何をするにしても、ベースにあるのはどれだけ集中して仕事に時間を費やしたか。
作業量と集中が求められます。
これを支えるのは自己管理です。
フリーランスは自由であるがゆえに、サボろうと思えばいくらでもサボれます。
自分を監視、管理してくれる人はいません。
この環境下で鉄の意志を持って、毎日サボらず、作業中もガッと集中できるかどうか。
けっこう意識してやらないとできないことです。
例えば作業中にこんなことないですか?
- 仕事している合間にしょっちゅうスマホを触って誰かと連絡を取る。
- すぐにSNSを見て誰か更新していないか確認する。
- ついつい動画を見ている。
徹底的に自分に厳しくし、しんどくても毎日作業をする、1分1分を集中する。
自分を奮い立たせて作業をするには鉄の意志が必要です。
この鉄の意志を支えるのが、自己管理です。
継続の重要性
起業序盤は全然稼げません。稼げない期間に継続できるかどうか。
精神的にもしんどいのに、作業にひたむきに打ち込むことが求められます。
この期間に継続することは並大抵のことではありません。
集中の重要性
継続するだけでなく、作業を集中して取り組める必要があります。
アウトプットの質って集中できてないとけっこう下がります。
【実例】僕がやっている自己管理の方法を紹介
効果的な方法は人それぞれですが、僕が取り入れて効果的だったのは次の3つです。
- 日々のルーティンを完全に固定する。
- スマホは家に置いておく。
- 25分作業して5分休むポモドーロ式で作業する。
日々のルーティンは、毎日完全に一緒のルーティンにしています。
毎日朝起きてから寝るまで何時に何をするかが完全に決まっています。
だからこれから何をするかという意思決定が一切ありませんので、ブレなくなりました。
スマホを触って何かを生み出すことはないです。
基本的にはダラダラ触って時間が奪われていくだけです。
ポモドーロ式で25分間仕事以外は何もしないと決めて、一度仕事をしてみてください。
5分おきにSNSを開くなど、思った以上に仕事に関係ないことをする自分に気づけます。
このあたりの自己管理についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
現状維持を好み、頑張れない人【周りの反対を押し切れますか】
今を変える一歩を踏み出すことを怖がっていませんか?
現状を変えること、社会の常識から外れることはとても怖いです。
同じような選択をしている人も周りにはおらず、孤独を感じると思います。
本当に正しい選択をしようとする時ほど、周りからは危険だ、やめとけと反対されます。
親からも99%反対されるでしょう。
それに現状に留まる選択は楽です。これまで通りでいいんですから。
でも、いつかどこかで腹をくくって決めないといけません。
自分にとってフリーランスになる最適なタイミングを冷静に判断します。
もしかしたらそのタイミングは今かもしれません。
そうであれば、今、行動を起こしましょう。
自分が本当にほしい未来のために、次の一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
次の一歩を踏み出すためには、まず副業してみることをおすすめします。
副業を始めるための方法は以下の記事をどうぞ。
僕自身の判断事例
副業に取り組んでおり、いずれは会社を辞めるだろうなと漠然と過ごしていました。
ある日、僕はちきりんさんの未来の働き方を考えようという本に出会いました。
本を読んで、定年退職ハッピーリタイアは過去の成功モデルだと痛烈に感じました。
そこで、真剣にいつ退職するかを考えた時に、
仮にも会社員を辞めるというリスクを背負うことになる。
もし、この時に家庭を持っていたら奥さんと子供を巻き込むことになる。
独身で何も背負うものがない今が独立のタイミングだ。
こう考えて、「あ、今だ」と腑に落ちて、退職を決断しています。
とてもビビりました。
いつかの決断ってまだ今じゃないだろうって当初は考えていましたから。
でも、これが冷静に考えてわかった最適なタイミングです。
僕はそれに従い、独立しています。
あなたの最適なタイミングはいつでしょうか?
ぜひ考えてみてください。
タイミングの話について詳細に知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
世の中の一般常識を疑わない人【善人ばかりじゃありません】
フリーランスは、常識、情報を疑ってかからないと痛い目を見ます。
新しいことに取り組み始めると、SNSとかで色んな発信を見て学ぶ機会は増えます。
この発信内容が発信者の都合の良いように歪められていることは多々あります。
フォロワーが多い〇〇さんが言ってるから正しいと鵜呑みにしてしまうと、カモになります。
SNS上で発信している人たちの目的は何でしょうか?あなたの役に立つためでしょうか?
一部は正解ですが、最大の目的は売上を上げることです。
売上を上げることが目的なのは悪いことではありません。
ただし、読者にとって最も最適な情報を無視して、発信している場合もあります。
もちろん、ちゃんと読み手へのメリットも提供した上で、自分も稼ぐ誠実な人もいます。
でも例えフォロワーが多くてもそんな誠実な発信者だけではありません。
常識のように語る彼らの言葉の裏側には、売上のためだけの言葉であることも多いです。
じゃあ騙されないようにするにはどうすればよいか?
についてですが、
これは正直初心者だとわからないことが多いです。
その業界全体の知識がついてきたら、正しいかどうか判断できるようになってきます。
とりあえず初心者のうちは、数十万する高額コンサルやめた方が良いですね。
誰が提供していたとしても、この方が正解になることが多いです。
信頼できると思っていた人が購入してからそうでなかった、という場合もありますよ。
不安に耐えられず、すぐに結果を求める人【正解はありません】
フリーランスは先の見えない未来に全力投球できる力が求められます。
数万円稼げるようになるのに半年かかっても全然おかしくありません。
それぐらい成果が出るのは時間がかかります。
統計としてもフリーランス1年目の平均年収についてとったアンケートがあります。
フリーランス1年目のときの平均年収は◯◯万円!フリーランス初年度の収入事情を調査
これによると、年収200万円未満が82.2%です。
それぐらい稼げません。
成果が出ない期間を耐えて、作業を継続できるかどうか。
成果が出る前に「なんだ、全然稼げないじゃん」って思い、挫折する人も多いです。
これを乗り越えるためにどうすればよいか?
覚悟と自己管理が乗り越えるための方法です。
成功とは成功するまでやり続けること
「成功とは成功するまでやり続けること」と、松下幸之助さんの名言にあります。
失敗も何度もします。失敗してはまたやってみての繰り返し。
もう無理かも。。。諦めたくなる気持ちをぐっと堪えて、作業する。
そして自己管理をして、気持ちに関係なく仕事に取り組める環境を作ること。
自分との戦いです。最後は結局あなたの覚悟次第。
心折れても立ち上がりましょう。
まとめ:絶対稼ぐ、という覚悟を決めて乗り越えよう
会社員以外の生き方に向かない人の特徴を上げました。
おさらいすると、次の5つです。
- 孤独に耐えられない人
- 自己管理ができない人
- 現状維持を好み、頑張れない人
- 世の中の一般常識を疑わない人
- 不安に耐えられず、すぐに結果を求める人
あなたの性格上どうしてもむいていない場合もあります。
しかし、大抵のことは、あなた次第で変えられる特徴です。
向いているかどうかではない。困難を受け入れる覚悟を決められるかどうか。
会社員以外の生き方をして自由を手に入れられるかどうかは、あなた次第です。
そして、覚悟を決めたら行動しましょう。行動するための手順はこちらに書きました。
僕はこのような、会社員として働き続ける人生に疑問を持った人に役立つ情報を発信しています。
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