大企業で出世することが成功と思い、頑張っている人は多いと思います。
でも数年働いてみたら気づくはず。
あれ、いくらがんばって出世しても働き続ける未来は変わらないし、給料もそんなに上がらないな。
なにか自由が手に入るもっといい方法はないの?
こんな疑問にお答えします。
大企業でがむしゃらにがんばることに疑問を持ったなら、自由が手に入るストック収入を稼ぐことに力を注ぎましょう。
それでは本題に入ります。
まず、収入にはフロー収入とストック収入の2種類があることを知りましょう。
- フロー収入・・・働いたら働いた分だけもらえる収入
- ストック収入・・・働いていなくてももらえる収入
働いていなくてももらえる収入?
なにそれ、そんな都合のいい収入ほんとにあるの?
怪しいんじゃない?
と思われるかもしれませんが、真っ当な収入で本当に存在します。
後で具体的に説明しますので、いったん話を進めますね。
会社員がもらう給料は、フロー収入
フロー収入とは、働いたら働いた分だけもらえる収入です。
会社員としてもらえる給料やアルバイトでもらえる給料はフロー収入になります。
- 会社員であれば、平日9時18時の定時で働き、毎月給料をもらう。
- アルバイトだったら時給〇〇円。
- ライターで記事1本作成したら〇〇円
- プログラマーでサイト1つ作成したら〇〇円。
- 動画編集1本〇〇円。
みたいな感じで、働いた分だけお金がもらえます。
特に違和感なく馴染みのある収入ですよね。普通はフロー収入を得て過ごしている人が大半です。
会社員については、多少は仕事の働きぶりに応じてボーナスの金額が変わることはありますが、基本的には労働に対する対価になります。
フロー収入の最大のデメリットは、働くことを止めたら収入も止まることです。
お金を手に入れたければ、働き続けなければいけません。それがフロー収入であり、会社員としてもらえる収入です。
給料という収入の性質がフロー収入である以上、どれだけ大企業で出世したとしても、定年まで働き続ける必要がある
大企業は優秀な人材が集まっており、激しい競争が繰り広げられます。
そんな競争から勝ち抜けたとしてもせいぜい1200万しかもらえません。
1200万は一般的には高収入ではありますが、働き続ける人生になることに変わりはない、働き続ける人生の中では恵まれている程度でしかありません。
つまり、大企業で出世した先に待っているのは、仕事だけの人生です。
ストック収入。大企業でいくら出世しても手に入らない
ストック収入とは、自分が働いていなくても入ってくる収入です。
個人的な稼ぎ方としてはあまり一般的ではないですが、企業が手に入れている収入としては、身近にあります。
いわゆるサブスクでの収入がわかりやすい例ですね。例えば、
- Netflix、Amazonプライム
- 本
- 毎月〇〇円で使えるスマホのアプリや業務用のソフト
といったものがストック収入になります。
Netflixだったら動画の更新をする、アプリや業務用ソフトもアップデートをするといったことは必要です。
しかし、これらの収入はサービスの提供側が働いているかどうかとは関係なくお金が入ってきます。
今日はしんどいから動画の更新はしなくていっか。とか、アプリをメンテナンスする必要は今はないから何もしなくていっか。
って思って休んでいてもお金は入ってきますよね?
本であれば、一度出版すれば、基本的に何もすることなく売れた分が収入になります。
このように、サービスの提供者、労働者が働いていなくても稼ぐことができる収入がストック収入です。
そして、この収入は、会社員である以上、大企業で出世したとしても手に入ることはない収入です。
個人でストック収入が得られる仕事は何がある?
個人でストック収入が得られる仕事は次のような仕事です。
- ブログ:記事に張ってある広告をクリックしたら収入が発生。
- youtube:広告を掲載したり、企業から依頼された商品を紹介することで収入が発生。
- コンテンツ販売:例えば、有料のプログラミングの学習教材やセミナーといったコンテンツを作成し、販売する。
- 不動産収入:民泊として貸し出して収入を得る。
ここではかんたんな説明にとどめておきますが、こういったものが選択肢としてはあります。
ストック収入を手に入れるなら、ブログかYou Tubeが初期費用をほとんどかけずにできるので、おすすめです。
ブログについて気になる方は、こちらにブログのメリット・デメリットについてまとめた記事を書いたので良かったらどうぞ。
NISAでインデックスの長期投資もストック収入と同じような考え方
最近、NISAやiDecoといった制度ができたこともあり、投資してお金を増やそうという考えが流行ってますね。
自分は働かなくてもお金を預けていたら年間数%増えていくという仕組みで、まさにストック収入を得ることと同じ考えです。
ただし、給料の一部で長期投資をしていても仕事だけの人生のままです。
時間がかかりすぎるからです。
年4%の利回りだとしたら、5000万円の投資ができて入れば、年200万円増えることになります。
1人暮らしだったら利回りだけで暮らせる金額ですね。
そうは言っても、5000万円分の投資ができるまでには、かなり頑張って1年250万円投資に回せたとしても、20年ぐらいはかかるでしょう。
もちろん複利の効果で時間が立てば更に増えるという話もありますが、ここでは一旦置いといて。
20年我慢すれば達成できるからそれでも良いんじゃないと思う人もいるかも知れません。
確かに投資をせずに貯金しているだけの人よりはよっぽど裕福な生活になります。
長期投資は全国民がすべきだと僕は思います。
しかし、これでは仕事だけの人生であることに変わりはないです。20年は長すぎます。
給料の一部を使って投資をすることも大切ですが、仕事だけの人生から開放されたければストック収入を増やすことが重要です。
フロー収入=一生労働、ストック収入=自由の源
フロー収入とストック収入の違いは、何に対価が支払われているか?を考えるとわかります。
フロー収入はあなたの時間を差し出した対価として報酬を得ています。
ストック収入はサービスが提供する価値の対価として報酬を得ています。
価値の提供が違うことにより、それぞれの収入の増やし方は次のようになります。
- フロー収入・・・もっと働く。働いた分だけ収入が増える。
- ストック収入・・・サービスの利用者を増やす。利用者が1人でも100人でも働く時間は変わらない。
フロー収入は自分が働き続けないといけないため、フロー収入では稼ぎに限界があります。
もっと稼ぎたいからといって働く時間を増やしても、どんなに頑張ったって1日24時間以上働くことはできませんよね。
だから、
お金と時間から自由になるためには、
労働しているかどうかとは関係なく物が売れるストック収入を増やすことが必須です。
そして、個人でもこのストック収入で稼ぐことは可能です。
大企業で成果を出し続けても、自由の源になるストック収入は増えません。
稼ぎやすさという点では、フロー収入のほうが明らかに稼ぎやすい
ストック収入は稼げるようになるまでとにかく時間がかかります。
最初は早くても半年はかかる上に、収入は微々たるものです。生計を立てられるようになるまで時間がかかるのがデメリットです。
その点、フロー収入は働けばすぐに収入が得られます。
会社員で働いているなら、自分の仕事が顧客に購入されたかどうか、評価されたかどうかとは関係なく毎月給料は振り込まれますよね。
動画編集であれば、記事やコード、動画を作成したらそれで再生数が伸びたかどうか、収益が発生したかどうかに関わらず、報酬が支払われます。
圧倒的にフロー収入の方がかんたんに稼げます。
なので決してフロー収入は無駄、というわけではないです。
まとめ:働かなくても稼げて、人生の自由が手に入る「ストック収入」
会社員として成果を上げることに全集中していたのであれば、
今回を機に、労働とは関係なく価値提供をした分だけ収入になるストック収入にも目を向けられるようになりましょう。
ストック収入は仕事だけの人生から開放してくれる、自由の源です。
ストック収入なしでは、このまま一生労働です。
大企業の出世争いに勝つことは、とても名誉あることかもしれません。
でも、それで手に入るものは、名誉と周りより少しだけ増える給料だけです。
自由を手に入れたかったら、ストック収入となる仕事を始めましょう。
ストック収入を手に入れるなら、ブログかYou Tubeが初期費用をほとんどかけずにできるため、おすすめです。
また、ストック収入という存在を知ったあなたは、大企業で出世することが成功ではないと気づいたはず。
こんな仕事だけの人生でいいのか疑問に感じたのであれば、以下の記事をどうぞ。
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