freeeレビュー①会計編に引き続き、給与もご紹介します。
freeeの給与システム「freee人事労務」は触ってみましたが、、、
取り立てて素晴らしい「freeeにしかない機能」というのは見つけられませんでした。
そのため、freee人事労務は誰におすすめ?と聞かれたら、
会計をfreeeで行なっている方がそのままご利用を検討すると良いかなと思います。
freee人事労務だけを利用することも可能ですが、そうするなら他社システムでもっと良いシステムはあるかなと感じました。
正直一押しするポイントはないですが、freeeを一通り触ってみてわかった特徴について記載していきます。
料金体系
最低金額で月額1,980円税抜です。安くはないですね。6人以上だと3,980円税抜になります。
MF社だと5人までは会計等の基本料金内なので、実質無料なので、5人以下の企業には割高かもしれません。
MF社だと6人目以降は一人当たり300〜900円追加になってくるので、8、9人を超えたあたりからはfreeeの方が安くなりますね。
給与関係のシステムがオールインワン!
取り立ててメリットはないと記載しましたが、使えないシステムではありません。
各機能は平凡ですが、勤怠、給与計算、社会保険関係資料の作成、マイナンバー管理、年末調整と、
MFであれば、別システムとして存在しているシステムが全てfreee人事労務に搭載されています。
オールインワンであること、これがfreee人事労務の最大のメリットになるでしょう。でも、それ以上はないと思いました。
支給・控除項目の設定が不便
支給・控除項目とは、基本給、役職手当、通勤手当等給料の内訳のことを言います。
freee人事労務では、この支給・控除項目を従業員ごとに設定する必要があります。これが大変手間だなと感じました。
他社であれば、支給・控除項目を正社員、アルバイト、役員ごとにテンプレートを登録できるので、従業員に対してはこのテンプレートを選択するだけです。
ところが、freee人事労務だと、このテンプレートを設定する機能がないので、全く同じ支給・控除項目であっても、一人ずつちまちま設定する必要があります。
正社員が20人いて全く同じ支給・控除項目なのに20回繰り返す必要があるんですよね。
抜け漏れも発生しそうですし、この点に関しては不便だなと感じました。
支給項目の計算方法も限定的で、回数手当には対応できなさそう?です。
最後に
以上、freee人事労務についてのレビューをしました。
取り立てて素晴らしい!という機能はないですが、
勤怠、給与計算、社会保険関係資料の作成、マイナンバー管理、年末調整
といった、給与に関する機能が一つにまとまっている点では大変良いシステムだと思います。
他社で会計を処理している場合は、あまりオススメしませんが、会計を既にfreeeで処理されている方であれば、導入の検討をしてみる価値アリです。
給与に関する仕訳も自動化できますので、便利になると思います。
ということで、もしご興味持たれた方は、freee人事労務は1ヶ月無料お試しもできますので、一度触ってみてください。