税理士先生からMJSのiCompass NXの給与計算ソフトをおすすめされたけど、便利なんだろうか?他の給与計算ソフトとはどう違うだろうか?
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・iCompass NX給与計算ソフトはおすすめしない。
・他の給与計算ソフトでできて、iCompass NXではできないこと3選
この記事を書いている私は、某会計ソフトメーカーに丸5年勤務しておりました。今では、一見同じように見える会計ソフトを体験版を触ってみて各社の違いを知ることが楽しみです。
何かしらの理由で給与計算ソフトを新しく導入しようとしていて、MJS社のiCompass NXが気になった方、これから各社の給与計算ソフトを比較されようとしている方には、ぜひこの記事をご覧ください。
※この記事は5分ほどで読み終わります。
iCompass NXの給与計算ソフトはおすすめしません!
他社にはできてiCompass NXではできないことが多いためです。
iCompass NXシリーズは会計ソフトのレビューでも記載しましたが、全体的に一昔前の機能、性能が中心になっています。
MJSはクラウドのシリーズを提供し始めているため、クラウドではないiCompass NXシリーズの開発には力を入れていないと想像しています。
ちなみに、MJSが提供している「かんたんクラウド給与」がいかに記載するiCompass NXではできない機能をできるようになっています。
もし、MJSで給与計算ソフトの導入を検討するなら、「かんたんクラウド給与」を検討してみてください。
iCompass NXでできないこと3選!
次の通りです。
・源泉所得税、住民税の電子納税ができない。
・社会保険、雇用保険等の各種届出を作成する機能がない。
・保険料率の改定に伴う料率の変更は手入力。
※これらの機能は最近MJSから提供され始めた「かんたんクラウド給与」では改善されている機能もありました。
もしもMJSの給与計算ソフトを使いたいのであれば、「かんたんクラウド給与」も検討してみるとよいです。
所得税、住民税の電子納税ができない。給与振り込みは電子振り込みできても、納税は電子納税できないのであれば、結局毎月銀行に行く必要があります。
手間ですね。
社会保険、雇用保険等の各種届出を作成する機能がない。
社会保険の届出の算定基礎届とい書類は支給された給与の金額を基に計算されます。
そのため給与計算ソフトでは入力されている実績を基に簡単に作成できるため、機能が搭載されていることが多いですが、iCompass NXには搭載されていません。
保険料率の改定に伴う料率の変更は手入力。
毎年社会保険料率は変更されることが多いです。他社であれば給与計算ソフトのバージョンアップと共に、社会保険料率も自動で更新してくれますが、iCompass NXでは手入力です。
かなり煩わしいですね。間違えていたら大変です。
というわけで今回は以上です。
まとめ
他の給与計算ソフトではできて、iCompass NXではできないことがあることをご紹介しました。
ご自身の目でiCompass NXを確認したいという場合は、MJSから体験版が提供されているため、そちらを触ってみてください。
もし、MJSで給与計算ソフトの導入を検討するなら開発に積極的な「かんたんクラウド給与」を検討してみてください。
iCompass NXの会計が気になった方はこちら。